公園に着く。 まだまだ、待ち合わせには早すぎる。 ゆっくりと歩きながら、昨日の上原くんと由里子さんのことを考える。 上原くんの言葉一つ一つを思い出す。 由里子さんに責められて、頭を下げて謝る姿。 自分が責任を取ると言い切る姿。 これからも、由里子さんを支えていこうとする姿。 どれを思い出しても、辛かった。 あの事故から一年、どれだけ苦しんでいたことだろう。 私の前では、そんなこと一つも言わなかった。 もっと、上原くんの心の中を知りたい。 そう強く思った。