同居相手は黒猫くん






「刹はずっと映画中寝てたよな」




佐久間くんが刹に言う。

刹はコクリと頷いた。









「だってあれ原作知ってるし」
















…は!?


その言葉に、一同は驚きを隠せなかった。









「だいぶ前に本で読んだ」




「え、刹くん本読むの?」




「うん」















意外だ。


すごく意外だ。











「ていうか俺勉強できるもん」











それも意外だ!!








「編入試験余裕だったし」













……刹って頭良いんだ!


知らなかった…。


















「あ、じゃあ今度のテスト、勉強教えてよっ」






佐久間くんがワクワクした様子で刹に言う。


刹はためらいもなく頷いた。





……それもめんどいって言わずに、簡単に了承しちゃう刹は



佐久間くんのことかなり好きなんだなって分かる。














「あんたらも仲良いね〜」






ジュースをストローで吸いながらみっちゃんが言う。

それに佐久間くんは爽やかに微笑んだ。