中学生になると、男の子に混じって野球をやっているのがなんとなく恥ずかしいと思うようになり、あたしはチームもをやめた。
体を動かすこととは無縁の文化部に入り、人並みに恋もした。
だけど、ずーっと胸の中で何かがくすぶってた。
野球をやめたこと?
……ううん。
………違う。
だけど、その理由も曖昧なまま3年の月日が流れ
佑真のことも、小学校時代にクセのある奴いたよな……くらいの思い出の一つになろうとしていた時――
――佑真とあっけなく再会を果たす。
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