恋色ダイヤモンド~エースの落とした涙~


…んっ!?

あたし?


「えっと……」


「さ、行こー行こー。今日は美味しいもの食べていい夢見なきゃいけないしねー」


戸惑うあたしをよそに、中島先生の受け売りを口にしたさくらが、里菜ちゃんの手を引っ張って昇降口を出ていく。



えっ…


置いてくの!?



くるっと振り返ったさくらはウインクなんて見せてきた。



なっ…

なんなのっ!?



あたしだけ呼び止められて、わけわかんないっていうのに……