「それだけです。もし知らないなら伝えた方がいいと思って…それじゃ…」 涼太君はあたしに頭をさげた。 「ありが……とう……」 トクトクトク… 涼太君を見送るあたしの胸は、小さく高鳴っていた。 久々に感じる高揚感。 一度消えた火が、再び灯るように。