「俺…早瀬投手のこと同じ投手としてマジ尊敬してるし、どんなプロ野球選手よりも…早瀬投手が今の目標で。 何があったか俺は分かんないし口も挟めないけど……。あの姿を見てたら、早瀬投手はまだ投げたくて仕方ないんじゃないかって……」 そこまで言うと、涼太君は声を詰まらせた。 まるで自分が投げられなくなってしまったみたいに、苦しそうな顔をして。 「絶対に、早瀬投手は野球をやめちゃいけないんだっ――」 その言葉にハッとした。