恋色ダイヤモンド~エースの落とした涙~



――マネージャに復帰してから数日…。




『野球部のマネージャー、野球部のマネージャー、電話がはいっています。大至急職員室まで来てください』


部活の最中に放送が掛かり、あたしは作業の手を止めた。


「あたし行ってくるね!」


気持ちだけは新人。


どんな雑用でも率先して引き受ける覚悟だ。


「勝手が分かっててこんなに使える新人はいないね~」


なんていうさくらの冗談を背中に、職員室へダッシュした。




野球部から離れていたのはたったの2ヶ月程度なのに、1年くらい間が空いていた気さえする。


だからこそ今こうしてマネに復帰できたことが純粋に嬉しいし、毎日が本当に充実していた。