だけど……。 このグラウンドには何かが足りなくて。 見上げた空は、どこか物悲しい。 ちぎれた雲たちが、形を変えながら不安定に空を漂っていた。 ……佑真は……野球から離れて、自分らしく居られてる? 空に問いかけた答えは返ってくるはずもなく ちぎれた雲と一緒に、ただ風に流されていった。