あたしだって、佑真がいなくなったあと、この夢はもう叶わないって思ってたから。 また会えたのは、奇跡なの? それとも運命――? 佑真……… 好きだよ…… たまらなく、大好きだよ…… 「……佑真…」 ―――すき。 「なんだ?」 「……」 「なんだよ!」 「へっ…!?」 気付くと、あたしをガン見してる佑真。 あたし何口走った!? どこまで心の声が漏れてた!? 我に返って慌てる。