確かに、そんな経験ない。 けど…。 こんなに動揺するとは、正直自分でもびっくりだった。 「なんか勉強できる雰囲気じゃなくなっちまったな」 「あー…すみません。こんな話して」 エビ君も申し訳なさそうに言う。 「エビのせいじゃないだろ。とりあえず、今日はもう解散するか?」 「……はい」 本当にそうした方がよさそう。 まだグズグズ言ってる目と鼻を抑えながらプリントを片づけていると。 「三浦さ~ん」 ――ガラッ。 急に部屋の扉が開いた。