「いーって。明日もどーせ汚れんだから」 「そういう問題?」 「3秒ルールだろ」 それって食べ物のに使うルールじゃ…? と思いながら、ユニフォームを素早く拾って汚れをはたく佑真を眺めた。 ………ドキドキが、静まらない……。 これは恐怖心のドキドキじゃなくて。 佑真とはと長い付き合いだけど、佑真の体にあんな風に触れたのは初めてだった。