「ねぇ、沙羅さん。 もしも本当に生まれ変わることが出来るんだとしたら、僕は死んでいた時の記憶がないんだ。 人は亡くなって、その後どうなるかわからないから不安になったりするよね。 でも、ひょっとしたら生まれてこようとした時も怖かったんじゃないかな?なんて思うんだ。」 優しくて優しくてたまらない、大好きな瞳で見つめている。 私は何も言わず、ただその愛しい瞳を見つめ次の言葉を待っていた。