入場ゲートを抜ければ、賑やかな遊園地。 笑っている人もいれば、絶叫マシーンに乗って叫んでる人もいる。 本当、懐かしい。 よく来ていた小さい頃は、はぐれないようにって、 小さな手をつなぎ合わせて、とにかく走り回っていた。 「何乗るわけ?」 私の隣から大好きな声…………………… 声? 「「「えぇっ!?また喋った!?」」」 なんと綺麗なハモリ! ……じゃなくて。