恋愛(キケン・ダーク・不良)
完

- 作品番号
- 966899
- 最終更新
- 2015/03/01
- 総文字数
- 7,840
- ページ数
- 17ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 22,628
- いいね数
- 0
ばかなあたしと
優しいあなた
さぁ、カウントダウンを始めようか。
* * *
黒沢 結晶(くろさわ ゆあ)
大きな想いの持ち主
×
白石 ユキ(しらいし ゆき)
優しすぎるほど優しい結晶の彼氏
* * *
11000PV、Thanks♡
* * *
優しく冷たい雪の中、
あなた色に染められた
あたしの好きな人は────
* * *
Link:ユキの果て
*執筆開始…2013/12/11
*執筆終了…2013/12/30
*公開…2014/2/1
*更新開始…2014/2/4
*更新終了…2014/2/10
この作品のレビュー
分かっていた。彼の気持ちが、もう自分には向いていないこと。それでも、自分から終わりにはしたくなかった。
カウントダウンが終わる……そのときまで。
切ない。それ以上にこの作品に合う言葉はないと思うほど、とにかく切ない物語でした。
わずか十数ページの短編小説ですが、結晶の気持ちが充分すぎるほど伝わってきて、読んでいて自分も苦しい気持ちになりました。
でも、優しくもありました。
結晶も、ユキも。
お互いに優しすぎるから、言い出せなかった。
一見間違っているかもしれないけれど、その気持ちはとても共感出来る気がして。
まるで静かに降る雪のように自然な描写は、さすがこの作家さんだなぁと感心して。
決して幸せな結末とは言えませんが、“優しさ”が温かい気持ちを残してくれる作品でした。
レビュータイトルは、
そのまま作品のタイトルにさせていただきました。
バレンタイン作品ということで冬の季節のお話ですし、
綺麗なブルーの表紙のイメージもあってか、
ユキ=雪、と読む前は解釈していました。
だから、もう一つの意味がわかったとき、
あ、だから「雪」じゃなかったんだ、と納得すると同時に、
強く胸が締め付けられるような心地がしました。
それこそ、雪が溶けるように自然に胸に入ってくる、
綺麗で丁寧な文章で綴られたひとつの恋の終わり。
「──浮気なんかではない。
新たな恋をしていただけ」
読み終わった今、そのフレーズがいちばん心に残っています。
切なさが心に響く、ユキ色のバレンタインラブ。
ぜひ、ご一読ください。
この作品の感想ノート
あきちゃん* レビューお礼
私がまともに切ない話を書くようになった初期の作品だから、あきちゃんにそう言ってもらえてめっちゃ嬉しいです……!ひゃー
結晶ちゃんの気持ち、伝わったみたいですごく安心したよー。
ほんまによかった……っ。
ふたりとも、ほんまに優しい子らやなぁって思ってたから、そんな風に言ってもらえて。
ほんまに幸せです!
優しいから、長引いてしまった。
終わったはずの恋がお別れをむかえるまで。
やっぱり余計に辛くなるけど、それでもと思ってしまった気持ち。
あきちゃんに共感と言ってもらえて、あうよかったなぁと思いました。
描写はまだまだで私の課題だから、そう言ってもらえるとすごくやる気になる٩(◦`꒳´◦)۶
幸せじゃない結末にあたたかさを感じてもらえたなんてもう、これ以上のことはないです。
素敵なレビュー、ありがとう♡
あやさん♪
わーい、あやさーん!
日本からこんばんは!
時差をガッツリ感じますね。
もどかしさ、感じてもらえて嬉しいです。
でももう今は怒りしかない気が……印象最悪……。笑
結晶ちゃんとハルカちゃんが可哀想なお話でした。
もう1度なんて幸せすぎる!
わ、長編⁈
ってことは追いかけてかな?
ユキの果てと合わせて頑張りますー。
素敵な感想ありがとうございました!♡
ひいちゃん、アメリカからあや姉さんですよ。
こっちは夜です、コーヒータイムです。
ユキ色、素敵でした。
ユキめええええと最初は思ってたけど、彼のちゃんとした言葉と気持ちを聞いたらもどかしさでいっぱいに。
そして、結晶ちゃんの気持ちを思うと、一文一文が切なくてたまらなかった。
もう一度読みたいと思うほど良かったです!
さあ、次は長編いくぞー(´∀`*)ウフフ
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