暫く歩くと、船場に辿り着く。
そこには、雅治と同じ白い肌とターコイズブルーの瞳を持つ王子様が待っていた。
「ちゅーぬガイドをしてとらせる人だしよ。まぁ、見てぬ通り、わんぬにぃにぃだがぁよ。」
「君が噂の悠莉ちゃんね。今日はよろしく。」
雅治より大人びたその人は、やっぱり観光ガイドらしく、流暢な標準語で私に話しかけてくれた。
「永太や澪にも聞いてるよ、面白い子が来たって。」
「それ、永太の場合鬼畜目線からですよねー。」
私の答えに兄王子は『ははは』と雅治と同じ、太陽に負けない眩しい笑顔を向けた。
「皆にぃにぃって呼んでるし、悠莉ちゃんもそう呼んでよ。」
「うん、ゆたしく、にぃにぃ!」
気さくなにぃにぃに、気持ちがほぐれて笑顔を返すと、後ろからぐい、と引かれ、体が傾く。
そこには、雅治と同じ白い肌とターコイズブルーの瞳を持つ王子様が待っていた。
「ちゅーぬガイドをしてとらせる人だしよ。まぁ、見てぬ通り、わんぬにぃにぃだがぁよ。」
「君が噂の悠莉ちゃんね。今日はよろしく。」
雅治より大人びたその人は、やっぱり観光ガイドらしく、流暢な標準語で私に話しかけてくれた。
「永太や澪にも聞いてるよ、面白い子が来たって。」
「それ、永太の場合鬼畜目線からですよねー。」
私の答えに兄王子は『ははは』と雅治と同じ、太陽に負けない眩しい笑顔を向けた。
「皆にぃにぃって呼んでるし、悠莉ちゃんもそう呼んでよ。」
「うん、ゆたしく、にぃにぃ!」
気さくなにぃにぃに、気持ちがほぐれて笑顔を返すと、後ろからぐい、と引かれ、体が傾く。



