「そうですね、鬼畜菌が脳みそにまで廻ってる俺は、鬼畜なことがしたくて堪りません。そこでクイズです。今からこのこーれーぐーすーを、君のどこに塗りたくるでしょう?」




あー、雅治馬鹿だなぁ、スイッチ入れちゃったね。



「ならん!ウングトールくとぅしちゃんらわんぬ命が!」



「A鼻、B鼻、C鼻…さて、どこでしょうねぇ?」



「選択肢ふぁなしかねぇいさー!」



ジタバタと暴れる雅治を、澪ちゃんが細長い腕でホールド。掌は顔を固定する。



「ぬーすんぬ!裏切ったな澪!」



「すまん、とばっちりや受けたこーねーんさね。」



澪ちゃんの顔は、無表情ながら怯えているのが分かり、ホールドされた雅治に、もう逃げ道はないようだ。



ん?待てよ、こーれーぐーすー?