今まで、黒系でしっかりラインを引いて色みのあるシャドウを使ったりして、仕上げに付け睫の手順だった化粧。
それが、澪ちゃんが施すメイクだと、ラインもマスカラもブラウン。他に使う色も柔らかなもので、付け睫は使っていなくて。
「出来ちゃ、うりー、うじらーさんよ。」
『うじらーさん』が可愛いを指す言葉だというのも、昨日教えてもらったから、褒めてくれているのを認識する。
鏡を渡され、出来上がった顔を見て、驚く。
これまで、アゲハ系のメイクだった私は、CanCamのモデルみたいに、柔らかな化粧を施されていた。
猫目は少し残っているけど、それはキツい印章じゃない。
ブラウンとピンクを上手く使った淡い化粧に、なんかもう、感動。
「自分で出来るようになるかな?」
「簡単なぬ教えるよ。ちゅーぬ予定が終わったら、メイク道具買いんかいりっか。」
永太とは違う、柔らかなタッチで私の頭に触れる澪ちゃんに、キュン、と胸が苦しくなる。
「あー、やさ、最後ぬ仕上げ!」
突然大きな声を出した澪ちゃんに、驚いて顔を上げる。
それが、澪ちゃんが施すメイクだと、ラインもマスカラもブラウン。他に使う色も柔らかなもので、付け睫は使っていなくて。
「出来ちゃ、うりー、うじらーさんよ。」
『うじらーさん』が可愛いを指す言葉だというのも、昨日教えてもらったから、褒めてくれているのを認識する。
鏡を渡され、出来上がった顔を見て、驚く。
これまで、アゲハ系のメイクだった私は、CanCamのモデルみたいに、柔らかな化粧を施されていた。
猫目は少し残っているけど、それはキツい印章じゃない。
ブラウンとピンクを上手く使った淡い化粧に、なんかもう、感動。
「自分で出来るようになるかな?」
「簡単なぬ教えるよ。ちゅーぬ予定が終わったら、メイク道具買いんかいりっか。」
永太とは違う、柔らかなタッチで私の頭に触れる澪ちゃんに、キュン、と胸が苦しくなる。
「あー、やさ、最後ぬ仕上げ!」
突然大きな声を出した澪ちゃんに、驚いて顔を上げる。



