「エロい目で見るのか、余計なこと考えるのか、どっちかにしなさいよ。」



「ばっ…何も考えてねーし見てねー!」



もう何なの!こいつエスパー過ぎ!つらたん!



そんな私の叫びをクスッと小馬鹿にした笑みで返すと、永太がスタスタ歩き始めた。



「あ、待ってよ!」



「悠莉、また後で!」



「いちちよんなー。」



見送りの二人の声を背に、いざ、冥界の扉へ…じゃなくて、自室になる部屋へ、私は向かった。



前の鬼畜魔神の素晴らしいプリケツを、羨ましいと思い、眺めながら。