澪ちゃんはその、三人の中で一番大きな掌で私の頭をふわふわ撫でる。



「アチャーやわんとランデヴーやっさー。」



その穏やかな垂れ目が、すっごく微かに、優しく細まる。



その表情が、澪ちゃんの笑顔なんだなって何と無く思うと、ドクン、と少しだけ鼓動が早まった。



「澪はそれを甘やかし過ぎないように。さて、夕方まで少し時間がありますから、少し、休みますか?」



「あ…うん。そういえば、結構疲れたかも。」



「俺達は今後のミーティングがありますから、澪と雅治は俺の部屋へ。悠莉、貴方が一ヶ月使う部屋へ案内しますよ。」



そう言ってすくっと立ち上がる永太に続いて私も立ち上がる。



ってか、永太体つきエロいなぁ。



制服なんだけど、異様に長い足と、男にしてはしなやかな腰付きとか、細いウエストとか、それが見てとれる。



クソ、オカマになってくれりゃ面白いのにな。