「だっていきなりさ態度変えらんないじゃん!!
私がいきなり甘えたりひっついたりしたら、幸也絶対引くと思う」
「そうかなー?案外満更でもないんじゃない?」
「つか無理!!無理無理無理!!私が無理!!キャラじゃないもん」
自分で言うのは悲しくなるが、私はどちらかといえばサバサバした性格だし。
幸也とはそれこそ兄弟みたいに話してたし。
今更、可愛い子を演じたところで笑われるのが関の山だ。
「でもさー、あんたを異性だと見てんだから告白してくれたんでしょ?」
「そ…それは…」
「ま、坂本の性格だとあんたが甘えたら笑いそうだけど(笑)」
「でしょ!?だから嫌なのよ!!」
「でも嬉しいとは思うよ〜」
「………」
「一回やってみりゃいいじゃん、そうじゃなきゃいつまでたったって幼なじみだよ〜?」
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