憧れの…




さっきと同じように、幸也の腕が伸びてきて。


さっきとは違う、肩に置かれ押される。






ドンッ



「っ!!?」


後ろにあったベッドに押し付けられ、左右は幸也の腕、後ろはベッドと囲まれる。



「これは壁ドンになりませんかね?」


「っ!!!/////」



いつもより低い幸也の声が耳元で聞こえ思わず体がビクリとした。




「ゅ……ゃ…」


「乙女の憧れなんだろ?」




知らない。
17年間一緒にいたけど
こんな幸也知らない。