中学、高校と忙しくなるにつれ、祖母の家に行くことは少なくなっていた。 必ず毎週行っていた小学生時代。 ロゼは跳んで喜んだ。 飛び付いてくるのが嬉しかった。 誰が来るよりも喜んでくれた。 私はロゼが大好きだった。 その想いは変わらないのに。 忙しい学校生活に、私は疲れていた。