そして数年後の今。 吐く事を覚えてしまった体に絶望的な心境のアタシ。 いつの間にかお酒ではなく、一人で食べた食事を吐いてしまうようになっていた。 誰かと一緒なら平気。 でも家に帰った瞬間起こる衝動。 ……摂食障害。 そんな病気があることすら知らずに、体に栄養が入ることを拒否していた。 また……無意識のうちに自分を傷つけることでココロの痛みを忘れようとしていたんだ。 今までは仕事で外から傷つけていた体を、今度は自分自身で内から壊すようになっていった。