名前も知らない君。 痛い思いさせて、 惨めな思いさせて。 御免なさい。 誰よりも期待されて、 誰よりも大切に されていたのに。 あたしは、最低な人だった。 醜い人だった。 力で周りを捻じ伏せて、 居場所を確保した。 許される事の無い罪。 謝ったって、許される事じゃない。 でも、いつか。 いつか あたしが、 本当の意味で強くなったら。 そしたら君に、謝りに行くから。 そして、あたしが君を、 護ってみせるから。 だから、少し、 時間を下さい――。