ユズさんのお店を後にして
車に乗ると家ではなく
櫻やに連れて来られた。
「どうしたんですか?
何か用事でも思い出しました?」
「そうだな、用事……だな。」
サトルさんについて店に入っていく。
すると、そのまま更に作業場のある
奥へと行くサトルさん。
私が戸惑っていると
「お前も来いよ。」
と、サトルさん。
「あっ、はい。」
恐る恐る中へと進んだ。
それほど広くはないそこには
作業台とか業務用の冷蔵庫とか
蒸し器のようなもの……
いかにも和菓子屋さんっぽいものが
置かれてあった。
サトルさんは手を丁寧に洗うと
銀色の大きな冷蔵庫から
何やらパッドみたいなのを出してくると
いきなり作業をしだした。
えっ、なに?
何か作るの?
「最後の仕上げすっから
お前、そこの丸椅子にでも座ってろ。」
そう言うとまた作業をしだした。
うわぁ……
こんな間近で和菓子作りを
見れるなんて……。
それにサトルさんの真剣な表情。
普段と全く違うんだもん……。
自宅と店とは棟が別だから
作業場にはサトルさんが作業をする音しか
響いていなくて。
なんだかーーーー
ドキドキしちゃうんですけど。
車に乗ると家ではなく
櫻やに連れて来られた。
「どうしたんですか?
何か用事でも思い出しました?」
「そうだな、用事……だな。」
サトルさんについて店に入っていく。
すると、そのまま更に作業場のある
奥へと行くサトルさん。
私が戸惑っていると
「お前も来いよ。」
と、サトルさん。
「あっ、はい。」
恐る恐る中へと進んだ。
それほど広くはないそこには
作業台とか業務用の冷蔵庫とか
蒸し器のようなもの……
いかにも和菓子屋さんっぽいものが
置かれてあった。
サトルさんは手を丁寧に洗うと
銀色の大きな冷蔵庫から
何やらパッドみたいなのを出してくると
いきなり作業をしだした。
えっ、なに?
何か作るの?
「最後の仕上げすっから
お前、そこの丸椅子にでも座ってろ。」
そう言うとまた作業をしだした。
うわぁ……
こんな間近で和菓子作りを
見れるなんて……。
それにサトルさんの真剣な表情。
普段と全く違うんだもん……。
自宅と店とは棟が別だから
作業場にはサトルさんが作業をする音しか
響いていなくて。
なんだかーーーー
ドキドキしちゃうんですけど。



