居酒屋での香澄による
地獄の取り調べのお陰で
今日は朝からちょっとした
ミスばかりをしていた。
へこむ……。
温厚でどんな事も信じてくれる
前田課長ですら
少し呆れていた。
その点、香澄はあれだけ飲んでいたのに
今朝にはスッキリとした顔で
バリバリと仕事をこなしている。
寧ろ、言いたい放題で吐き出したせいか
いつもより清々しい気がする。
はぁ、なんでお酒飲まない私の方が
二日酔いみたいになってんのよ。
それでもどうにか一日を終わらせて
会社のエントランスまで降りてくると
どうしたって、目立つ人がそこにいた。
その人は私を見るなり
「お疲れっ。
この前の埋め合わせするわ。
いくぞっ。」
そう言うと、さっさと歩き出した。
「ちょ、ちょっと待ってください。
埋め合わせとかーーー」
私が慌てて言うとその人は、
和菓子職人、サトルさんは言った。
「お前、また担がれたいのかよ。
早く、着いてこい。
車、止めてっから。」
「んもぉ、なんでそんなに
自分勝手なんですかぁ~」
夕べあれだけモヤモヤしていたのに
私はにやける顔を堪えるのに
必死だった。
地獄の取り調べのお陰で
今日は朝からちょっとした
ミスばかりをしていた。
へこむ……。
温厚でどんな事も信じてくれる
前田課長ですら
少し呆れていた。
その点、香澄はあれだけ飲んでいたのに
今朝にはスッキリとした顔で
バリバリと仕事をこなしている。
寧ろ、言いたい放題で吐き出したせいか
いつもより清々しい気がする。
はぁ、なんでお酒飲まない私の方が
二日酔いみたいになってんのよ。
それでもどうにか一日を終わらせて
会社のエントランスまで降りてくると
どうしたって、目立つ人がそこにいた。
その人は私を見るなり
「お疲れっ。
この前の埋め合わせするわ。
いくぞっ。」
そう言うと、さっさと歩き出した。
「ちょ、ちょっと待ってください。
埋め合わせとかーーー」
私が慌てて言うとその人は、
和菓子職人、サトルさんは言った。
「お前、また担がれたいのかよ。
早く、着いてこい。
車、止めてっから。」
「んもぉ、なんでそんなに
自分勝手なんですかぁ~」
夕べあれだけモヤモヤしていたのに
私はにやける顔を堪えるのに
必死だった。



