甘いのくださいっ!*香澄編追加しました*

「えっと……これは…どういう意味かな?悪い意味ではーーー無いよね?」


一瞬驚いた顔をした坂下さんだったけど、直ぐに優しい目で私を見た。
 

「上手く言えないんですけど……離れたくないって……ずっと、触れていて欲しいなって……他の誰でもなくーーーー私だけに……」


坂下さんが私から離れていく瞬間、やだ…って思った。


坂下さんに触れられているのが心地よかった。


と、同時に苦しいくらいドキドキが止まらなくて……


それってーーーー


「それって……俺の事ーーー」


「好き……なのかしら?」


「ハッハッ…なんで疑問形なんだよ。春川さんらしいけどね。」


「だって……今、初めて気持ちに気づき始めたから……だけど、坂下さんが触れるのは私だけが良いって思ったんだもん……。」


「そんな、可愛い事、言わないでよ。理性が吹っ飛びそうだーーー」


そう言いながらゆっくりとゆっくりと顔を近づける坂下さん。


唇が触れそうになった時ーーーー


「いい?今度は本気でするよ?」


私はそっと目を閉じたーーー。