「なにもされてないって聞いて安心した。はぁ……めちゃくちゃ急いで来たから喉乾いちゃったよ。」
そう言うと、漸く、私を開放しカウンターに置いてあった私のジンライムを一気飲みした。
それでも私の左手は坂下さんにまだ取られたままなんだけど…
「春川さんも座りなよ」
「あ、はい……。」
立ってるのも何だし言われるまま坂下さんの隣の席に座った。
「あれからさ、考えたんだ。あっ、その前にお礼言わなきゃだね。」
坂下さんは椅子に座った私の方へちゃんと体を向けると
「この前は看病してくれてありがとう。嬉しかった。」
と、丁寧に頭を下げてお礼を言った。
私も釣られて頭を下げると距離が近いためゴツンと頭をぶつけてしまった。
「ご、ごめんなさい……。」
「あはは、大丈夫だよ。っで、春川さん、やっぱり俺、春川さんの事好きだわ。」
「はあ?」
「いや、だからさ、あれからよく考えたんだけどやっぱ好きだなぁって。」
いや、なんかこのタイミングでいわれてもさぁ……
「俺さ、胡桃ちゃんの時って、今、振り返っても半分は意地みたいなところあったんだよね。」
「意地?ですか……」
「そっ、悟さんへのね。」
坂下さんは今度は静かに話し出した。
そう言うと、漸く、私を開放しカウンターに置いてあった私のジンライムを一気飲みした。
それでも私の左手は坂下さんにまだ取られたままなんだけど…
「春川さんも座りなよ」
「あ、はい……。」
立ってるのも何だし言われるまま坂下さんの隣の席に座った。
「あれからさ、考えたんだ。あっ、その前にお礼言わなきゃだね。」
坂下さんは椅子に座った私の方へちゃんと体を向けると
「この前は看病してくれてありがとう。嬉しかった。」
と、丁寧に頭を下げてお礼を言った。
私も釣られて頭を下げると距離が近いためゴツンと頭をぶつけてしまった。
「ご、ごめんなさい……。」
「あはは、大丈夫だよ。っで、春川さん、やっぱり俺、春川さんの事好きだわ。」
「はあ?」
「いや、だからさ、あれからよく考えたんだけどやっぱ好きだなぁって。」
いや、なんかこのタイミングでいわれてもさぁ……
「俺さ、胡桃ちゃんの時って、今、振り返っても半分は意地みたいなところあったんだよね。」
「意地?ですか……」
「そっ、悟さんへのね。」
坂下さんは今度は静かに話し出した。



