「トキさん、起きたか?」
「うん……。」
「そっか、っで、なんて?」
「うん……。
ずっと会いたかったって…泣いてた。」
「そっか…、特に何も言わなかったのか?」
「うん……正直に自分の気持ち
ちゃんと伝えたら……
私は元々息子より娘が
欲しかったのよって……。
だから、ありがとうって……。」
そこまで言うと
目に涙を滲ませるユズさん…
そのユズさんの肩に
手を掛け
「良かったな」
ってサトルさんが言う。
やっぱり……
この二人の関係には勝てないよ。
私には到底、入り込めない。
これで本当に
サトルさんへの思いに
踏ん切りついたかも。
胸は痛いけど
きっと、時が解決してくれる。
さっきまで不安な顔をしていた
ユズさんだって今は
ホッとした顔をしているもん。
だから、私だって
きっと大丈夫。
そう思うのに
この場から早く立ち去ろうって
思うのに…。
体が上手く動かない。
私が呆然としていると
坂下さんが「行こうか?」
と、私の手をそっと引いてくれた。
今だけ……
今だけ…力借りても良いよね?
私が坂下さんに引かれるまま
その場から離れようとした時
ガシッ
えっ?
反対の手を取られてしまった。
ユズさんに………。
「うん……。」
「そっか、っで、なんて?」
「うん……。
ずっと会いたかったって…泣いてた。」
「そっか…、特に何も言わなかったのか?」
「うん……正直に自分の気持ち
ちゃんと伝えたら……
私は元々息子より娘が
欲しかったのよって……。
だから、ありがとうって……。」
そこまで言うと
目に涙を滲ませるユズさん…
そのユズさんの肩に
手を掛け
「良かったな」
ってサトルさんが言う。
やっぱり……
この二人の関係には勝てないよ。
私には到底、入り込めない。
これで本当に
サトルさんへの思いに
踏ん切りついたかも。
胸は痛いけど
きっと、時が解決してくれる。
さっきまで不安な顔をしていた
ユズさんだって今は
ホッとした顔をしているもん。
だから、私だって
きっと大丈夫。
そう思うのに
この場から早く立ち去ろうって
思うのに…。
体が上手く動かない。
私が呆然としていると
坂下さんが「行こうか?」
と、私の手をそっと引いてくれた。
今だけ……
今だけ…力借りても良いよね?
私が坂下さんに引かれるまま
その場から離れようとした時
ガシッ
えっ?
反対の手を取られてしまった。
ユズさんに………。



