「だけど……なんで実の母親に
会うだけで、あんなにも
抵抗があるんですか?」
ユズさんが病室に入って行った後、
私達はまた病院のロビーに戻っていた。
そこでユズさんが
来るのを待つことにした。
「色々とあるんだよ。」
と、坂下さんの問い掛けに
素っ気ない一言で返すサトルさん。
な、なんか……
よくよく考えたら
このメンバーでここにいるのって
微妙だよね。
ユズさんの事ですっかり
忘れてたけど……。
「サトルさんは随分前から
知ってたんですか?」
「ああ……まぁな。」
と、
また素っ気ない返事のサトルさん。
「サトルさん、なんでいつもいつも
肝心な事は誤魔化すんですか?」
「坂下、ここ病院だぞ。
大きな声出すんじゃねぇよ。」
また何かを言いかけたものの
坂下さんは口を閉ざした。
め、めちゃくちゃ…
この空気辛いんですけど……
く、く、苦しい……
「坂下と飯食ってたのか?」
「へっ?め、めし…です…か?」
急にこっちに矛先が向き、
テンパっている私に代わって
坂下さんが余裕で返す。
「デートしてたんですよ。
胡桃がユズさんの所で
食べたいって言うから
二人で食べに行ったんです。
その後、ドライブに行って
夜は夜景の見えるホテルにでも……」
ちょ、ちょ、ちょ…
坂下さん、胡桃がって
いつから呼び捨て?
しかも夜景の見えるホテルって……
そんな約束してないよーーーっ
「坂下さん、何言ってーー」
「お前ら、ちゃんと付き合ったのか?」
慌てて否定しようと思ったら
サトルさんの言葉にかき消された。
「だったら、どうなんです?
サトルさんに一々報告する義務
ないと思うけど。」
「……確かにな。」
そう言うと、
今度は私の方を見て
「お前が決めたんだな?
お前が坂下を望んだんだな?
だったら、俺は何も言わねぇ。」
ちょっと、
なに?
なんなのよ?
何も言わねぇって
保護者きどり?
じゃあ、そうじゃなければ
何か言うってことなの?
んもぉ〜〜
何か腹立ってきた!
坂下さんだって
勝手なこと言い出すし
なんなのよこの人達は!
私の怒りが頂点に
到達しかけたとき
「みんな、待っててくれたんだ。
お待たせしちゃってごめんね。」
ユズさんが戻ってきた。
会うだけで、あんなにも
抵抗があるんですか?」
ユズさんが病室に入って行った後、
私達はまた病院のロビーに戻っていた。
そこでユズさんが
来るのを待つことにした。
「色々とあるんだよ。」
と、坂下さんの問い掛けに
素っ気ない一言で返すサトルさん。
な、なんか……
よくよく考えたら
このメンバーでここにいるのって
微妙だよね。
ユズさんの事ですっかり
忘れてたけど……。
「サトルさんは随分前から
知ってたんですか?」
「ああ……まぁな。」
と、
また素っ気ない返事のサトルさん。
「サトルさん、なんでいつもいつも
肝心な事は誤魔化すんですか?」
「坂下、ここ病院だぞ。
大きな声出すんじゃねぇよ。」
また何かを言いかけたものの
坂下さんは口を閉ざした。
め、めちゃくちゃ…
この空気辛いんですけど……
く、く、苦しい……
「坂下と飯食ってたのか?」
「へっ?め、めし…です…か?」
急にこっちに矛先が向き、
テンパっている私に代わって
坂下さんが余裕で返す。
「デートしてたんですよ。
胡桃がユズさんの所で
食べたいって言うから
二人で食べに行ったんです。
その後、ドライブに行って
夜は夜景の見えるホテルにでも……」
ちょ、ちょ、ちょ…
坂下さん、胡桃がって
いつから呼び捨て?
しかも夜景の見えるホテルって……
そんな約束してないよーーーっ
「坂下さん、何言ってーー」
「お前ら、ちゃんと付き合ったのか?」
慌てて否定しようと思ったら
サトルさんの言葉にかき消された。
「だったら、どうなんです?
サトルさんに一々報告する義務
ないと思うけど。」
「……確かにな。」
そう言うと、
今度は私の方を見て
「お前が決めたんだな?
お前が坂下を望んだんだな?
だったら、俺は何も言わねぇ。」
ちょっと、
なに?
なんなのよ?
何も言わねぇって
保護者きどり?
じゃあ、そうじゃなければ
何か言うってことなの?
んもぉ〜〜
何か腹立ってきた!
坂下さんだって
勝手なこと言い出すし
なんなのよこの人達は!
私の怒りが頂点に
到達しかけたとき
「みんな、待っててくれたんだ。
お待たせしちゃってごめんね。」
ユズさんが戻ってきた。



