病院のロビーに着くと
サトルさんが待っていた。
私達を見つけるとこちらに
駆け寄って来てくれた。
サトルさんの顔を見るのは
あの日以来だ。
正直、まだ顔を見るのは
辛かったりする。
だけど、今はそれよりユズさんだよね。
「坂下、悪かったな。」
「いえ。それより具合は?」
ここに来る途中もずっと
青い顔していてそして
未だ黙り込んでいるユズさんに代わって
坂下さんがサトルさんに聞く。
「ああ、少し落ち着いた。
今は点滴で眠ってるよ。
ユズ、覚悟は出来たのか?」
と、ずっと黙ったままのユズさんに
サトルさんが声を掛ける。
「………分からない。」
やっと聞き取れる声で
ユズさんが言った。
「お前、ここまで来ておいて
会わずに帰るって訳にいかねぇだろ?
それに医者だって身内の者を呼べって
言ってるし。」
「私はもう…身内じゃない…。」
決して大きな声じゃないけど
さっきよりはハッキリと
聞き取れる声でユズさんが言った。
なんか…話が見えないんだけど…。
確か…ユズさんのお母さんが倒れたのよね?
なのに会わないってなんで?
それに身内じゃないってどういう意味?
私の思いをいち早く察してか
坂下さんが質問を投げつけた。
「会う、会わないって…
どういう事ですか?
さっきの電話ではユズさんの
お母さんが倒れたって……。
だからこうして急いで病院に
来たんですよね?だったら……
今すぐにでも会いに行かなくて
良いんですか?」
坂下さんの言葉に私も大きく頷く。
サトルさんが待っていた。
私達を見つけるとこちらに
駆け寄って来てくれた。
サトルさんの顔を見るのは
あの日以来だ。
正直、まだ顔を見るのは
辛かったりする。
だけど、今はそれよりユズさんだよね。
「坂下、悪かったな。」
「いえ。それより具合は?」
ここに来る途中もずっと
青い顔していてそして
未だ黙り込んでいるユズさんに代わって
坂下さんがサトルさんに聞く。
「ああ、少し落ち着いた。
今は点滴で眠ってるよ。
ユズ、覚悟は出来たのか?」
と、ずっと黙ったままのユズさんに
サトルさんが声を掛ける。
「………分からない。」
やっと聞き取れる声で
ユズさんが言った。
「お前、ここまで来ておいて
会わずに帰るって訳にいかねぇだろ?
それに医者だって身内の者を呼べって
言ってるし。」
「私はもう…身内じゃない…。」
決して大きな声じゃないけど
さっきよりはハッキリと
聞き取れる声でユズさんが言った。
なんか…話が見えないんだけど…。
確か…ユズさんのお母さんが倒れたのよね?
なのに会わないってなんで?
それに身内じゃないってどういう意味?
私の思いをいち早く察してか
坂下さんが質問を投げつけた。
「会う、会わないって…
どういう事ですか?
さっきの電話ではユズさんの
お母さんが倒れたって……。
だからこうして急いで病院に
来たんですよね?だったら……
今すぐにでも会いに行かなくて
良いんですか?」
坂下さんの言葉に私も大きく頷く。



