甘いのくださいっ!*香澄編追加しました*

俺は一通りの話を聞いて
正直、何て言ったら良いのか
分からなかった。


ただ一言。


「そっか。」


それしか言うことが出来なかった。


ユズは「ううん、大丈夫。
今が幸せだもん。」
ハッキリと俺の目を見てそう言ったきり、
ユズは黙った。


そして俺たちは二度とその話は
することがなかった。


俺は今、時々思う。
トキさんは何て言うだろ?


トキさんにユズのことを言うと
どうするだろうか?


ちゃんと会ってやるだろうか?


母親として。