期間限定の彼女



「松浦くんは しっかりしたヤツだよ
普通さ 親や親戚が 大物だと
フラフラしてるヤツが多いんだけどな
ちゃんと自分の仕事をやりとげると
言うのは 感心するよ」


と 仁科さんが べた褒め。


家に行って 金持ちってことは
知ってるけど 親は 顔の知れた人なんだね。


「へー!松浦さんの両親は
会社の経営か何か?」


「親じゃなくて まだその前の
代なんどけどな
愛ちゃんは 知らないかな?」


「何がです?」


「個人情報 流すの辞めてくれます?」


話の途中なのに 松浦さんが
パチッと 止めてしまった。


「アハハ そうだったそうだった
この頃 厄介だよな
個人情報個人情報ってさ」


「そうですねぇ~
でも個人情報 勝手に見ちゃう人も
居ますけどね」


あたしが そう言うと
松浦さんが 横目で
『言うなよ!』と ばかりに睨んでる。


心配しなくたって 言いませんよぉ~。


「そりゃーいかんな!
警察ものだな~」


「でしょ!(笑)」


「個人情報ウンヌン言う前に
規則ってものを反するヤツも
問題だけどね」


わっ!松浦さん負けてない
てか 勝てるわけないけどね。

仁科さんは うん?って顔をしてた。