「海外転勤だった親が
来月に帰ってくるんだよね
そこで 彼女として
親に会ってくれないかな?」


「それこそ 本命さんに
言えばいいじゃないですか!!!
あたしが本命の彼女さんの立場なら 
嫌です!絶対 ショックです!
見ず知らずの人が彼女です!って 
親に会うのって・・・」


「お前!文句言える立場か?」


ますます怖い。


一言で 話は 終わっちゃう。


「あ。。。すみません」


また謝ったが…
やっぱり聞いておかなきゃ!


「でも・・・」


「何?!」 


「怒んないで 聞いて下さいよ…
そんな強気のオレさまのような松浦さんが 
親に逆らえないんですか?」


「オレもさ・・・いろいろあるの!!!
聞くな!余計なことまで・・・
それにオレさまって 何だよ!」


「すみません・・・
わかりました
あたしは 会えばいいんですね?
それだけですよね?」


「いや…一ヶ月後 親に会ったときに
【偽物】と バレないように この一ヶ月で
オレのいろんな面を勉強しろ!」


ほら!それが オレさま なんだって。。。