*****ラブラブはまだ先に・・・*****


控え室へ移った私だけれど
まだ 夢のようで
地に脚がついてない感じ。


「良かった!計画が成功して…」


そう言いながら
ソファーに腰を下ろした松浦さん



「ねー!ホントの事?」


「何が?」


「何って…あたしと結婚…とか…?
あたしのこと…好きとか?」


「ホントだよ
随分 遠回りさせやがって!」


「・・・そんなの知らないわよ~
あたしは これ以上 好きに
なりたくなかったから…」


「好きなら好きと言えよ!」


「待って!それって その言葉
そっくり返すわ
あたし…てっきり詩織さんのことを…」


「全くぅー!」


「でもさ
あたしが 断ったらどうしてたの?」