「だって。。。詩織さん きれいだし
お似合いじゃん」


「ちょっと 菜摘ちゃん!
悪いんだけど お似合いとか言われて
全然 うれしくないんだけど
あたし 彼氏いるし」


「違うの?」


「いつオレが詩織を好きといった?」


「・・・・・・・・」


そんなこと言ってた気がするけど?・・・。



『おーい!そんなことより
早く返事しろ!〇か✕か』



また 回りに 急かされて


「あ…あたし…あたしも・・・
あっ・・・はい・・・お願いします」


と 何がなんだか分からないまま
返事をしたのだ。


その瞬間 会場は
拍手に包まれたのだった。


「皆さんの大切な時間を
お取りしまして すみませんでした
しかし さすが わしの孫!
こんな大掛かりなことをしやがって!
別れたら承知せんぞ!」


会長が 会場のみんなに お詫びと共に
松浦さんに 言った。