すると 松浦さんはあたしの向きを変えて
自分に 引き寄せ 抱き締めた。
ちょっと!!!
相手間違ってる!
会場内は またドヨメキ!
そうだよ 会場の人たちもきっと
違うだろ!と 思ってるよ。
こんなところ・・・大事な席で
そんなギャグは要らないから!
「違うよ!松浦さん!
詩織さん 向こうだよ」
「違わないよ!
菜摘を呼んだんだけど?」
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ーーーあたしが 耳を塞いで
うつ向いてる間のヒトコマーーー
「結婚したい相手は
この会場に居ます」
『誰だよ!』
「それは
片岡菜摘…さん」
尚輝は 菜摘を見た。
が…菜摘は 何故か耳を塞いでる。
「あれ?どうやら 本人
聞こえてない いや
聞いてないようだなー」
『断られるんじゃないの?』
『嫌われてんだろ!』
「ごめん!詩織 連れてきて!」
『ハイハイ りょーかーい
任せて!』
そして 詩織は 席をたった。
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