期間限定の彼女



そんなに偉い人だったんだね。


「すごいね やり手だね!
でも 親戚かなにか?」


「あなた なにも知らないの?」


どうせ…あたしは…
知りませんよ!


そんな勝ち誇ったように
あなた知らないの?なんて
言わなくてもいいじゃん。


あたしたち そんな仲じゃなかったんだもの。


「尚輝は会長の孫なの!
そして 社長と尚輝のお母さんは
兄妹なのよ
社長には子供がいないし
血族に男は 尚輝しか居ないから
自然に社長ってわけ!」


あたしは 驚きで開いた口が閉まらない。


だからか!
会社のこと よく知ってたし
いつか 会長がエレベータに乗ったとき
松浦さんは
『クソジジイ』とか 言ってた。


会長も 今思えば やけに親切だった。


あたしと松浦さんのことを
根掘り葉掘り聞いてきたし
孫だから 気になったのかな?


と?言うことは
次期社長婦人は詩織さん


だからかぁー
ここに招待されてるわけね。


少し 話も読めてきた。