期間限定の彼女



松浦さんのお母さんに
反対されてなかった
それだけで あたしは十分だ。


最悪で どん底のあたしの人生
それでも いいと
思ってくれてたわけだよね。


少し勇気と希望がわいてきた。



松浦邸を出て
家へ帰ると 両親は あたしを待ってた。


荷物もほとんど 無いもない
がらんどうの家の中で
カセットコンロの上に土鍋が
ちゃぶ台に 置かれてある。


「何処へ行ってたの?
なかなか 帰ってこないから
心配したんだよ
お帰り!待ってたのよ
食べましょ」


おそらく これが
家族3人の食事は最後になるだろう…。