「星花は変に気を使いすぎ。 シャツくらい平気だよ」 よしよし、と言ってあたしのことを撫でるお兄ちゃんはいつまで経っても子ども扱い。 だけど、それが心地よくあるのも事実。 子どもに戻ったみたいな気分になって、いつもより少しだけ素直になれるんだ。