でも、と渋るあたしの頭を背伸びをしながらツッキーはそっと撫でた。 「会って、ちゃんと話しておいで」 優しく笑ったツッキーはあたしよりずっと小さくて可愛いのに、ひどく大人に見えた。 上手く甘えられないあたしをいつも支えてくれる、まるでお姉さんみたいな存在。 いつか、返せるといい。 この想いまとめて全部。