あの時、先輩の進路の話の時。 本当は、わかっていた。 あたしが先輩がいない日々を想像したくなくて。 離れるかもなんて思いたくなくて。 その時があまりにも幸せで未来を、これからを見つめることが恐かった。 あたしは、逃げていたんだ。 先輩から。自分から。 ……きっとどちらからも。