なんせ『秋探し』なんかが代表作の児童文学作家の母がたまたま星に関する話を描いていたところを見て、お兄ちゃんが勢いでつけただけ。 深い意味もなければ思い入れもない。 ところが体験入部で名乗った瞬間、部長──天斗先輩はあたしの名前が気に入ったらしい。 『星花? 星の花? すごい、いい名前。 じゃあ星花、これからよろしくね』