一番星





「そっちはどう? 一番星見えた?」



耳に心地いい、落ち着く先輩の声で紡がれるその言葉に誘われて、顔を上げた。

一面の──白いドット柄のグレー。



泣きそうな声で。

だけど笑顔で。



「はい、ちょうど見つけたところです」








あなたという名の一番星を。