クルクルと円を描きながらまわっていく。


はじめてメンバーで踊ってここまで息があっているのはすごい。


「だ、だって……………見れるわけ無い……………………」


結愛は小さな声でそう呟いた。


「なんで?」


俺はまた、そう聞き返す。


「言いません。」


顔をまた赤くして言う結愛。


だから、俺、それに弱いんだって。