あきちゃんのいいお返事を聞いたところで、先に飛んで行ってしまっていたはるくんとなつちゃんが戻って来ました。 「ふたりとも遅いよぉ」 「早く行きましょ。 みんな心配してたみたい」 「わ、大変だっ」 冷たくなりつつある空気に僕は薄い羽を震わせました。 いつも通りの日常になんだか胸がほっこりして、僕はふわりと空に向かって飛びあがります。 「さぁ、見回りに行きましょう」 ニッコリ。 僕の笑顔に優しい風が吹いていました。 fin.