先生…ほんとに言うつもりなのかな?


そんな可能性なんて、ないと思ってたのに。

……でも、それだけ、恋那ちゃんが好きだってことだよね。



あの日から、そんなことばかりが頭をぐるぐる回って結局、最後まで勉強に集中できなかった。


気づけば、もう今日から二学期が始まろうとしていた。




「おはよう」

「…おはよう」




バスを降りた私を待っていたのは少しだけ気まずそうに笑う、律だった。


久しぶりに見た律は前から明るかった髪色が更に明るくなった気がした。

だけど相変わらず日陰でしか生活してないんじゃないと思うほど色白で、外で遊んだんだろうなって感じはしなかった。



話すのは文化祭以来で、何だか変な感じがする。



だけど、それは律も同じだったみたいで、私が挨拶を返すと少しだけ安心したのか、その表情が和らいだ。