「…あの、ありがとうございます……」 余程怖かったのか、震えた声でお礼を言ってきた。 「お姉さん大丈夫?」 上の服が乱れたお姉さんを見た。 多分未遂ですんだと思うけど… 「うっ……ヒック…よ…かった…。誰も…助けてくれないと思った……」 俯きながら泣くお姉さんをそっと抱き締める。 ビクッと反応したけど嫌がる様子はなかった。 それよりも逆にキツく抱き付いてきた。 それから数分したのか、やっと泣き止んだお姉さんが顔を真っ赤にしながら、あたしの顔を見てきた。