ーーー・・・ 「しゅーーーん!!早くー!」 大きく手を振り、俺を呼ぶ真夏 「そんな急ぐなよ、別にイルミネーションは消えるわけじゃあないんだし」 「もー、私は早く春とイルミネーションを見たいの!この気持ち分んない?」 「んー、分かるようで..わからないな」 ふたいとこの真夏、家もなかなか近所で、俺たち二人は幼馴染カップルだったんだ 俺たち二人は同じ合気剣を習っていて、真夏も俺もなかなか強かった そんな俺たちが付き合い始めたのは丁度一年前、俺から真夏に告白した *