「君をココへ連れて来たのは、ある悪い女の子から世界を守ってもらいたいからなんだ」 『は??』 彼の口から出てきた言葉に、陽毬はただただ呆然とする。 無理もない、一人の少女から世界を守ってくれなど言われれば、誰だってこうなるはずだ。 『せ、かいって……大げさすぎません??だって、女の子一人で世界がどうこうなるはず――』 「それがなるんだよね。大げさなんかじゃないよ??だってその子はイレギラーな存在だから」 『イレギラー??』 頭に無数のはてなを浮かべた。イレギラーって、どういう意味??